ホウレンソウができない上司

新社会人は「報告、連絡、相談のホウレンソウを大事にしろ」なんて一度は言われることだろう。

これらは本当に大切で、問題の早期に発見できるか否かは会社の命運を大きく揺るがす。

ホウレンソウが会社のリスクを減らす。

入社したての頃はホウレンソウを疎かにしたせいで大失敗、なんてこともあるだろう。

新社会人ならあるあるかもしれないけど……

ホウレンソウできてない上司ってのも、結構な数でいるよね？

っていうか、いたんだよチクショー！！

権力だけある困った人間

ホウレンソウは「報告・連絡・相談」の略。

部下が上司に対して行うものであり、このコミュニケーションが会社内の仕事を活発にさせる。

しかし、そのコミュニケーションが一方通行あるいは、どこかで止まっているとヤバい。その原因が上司ならマジでヤバい。

 というかそれでメッチャ困ったことがある。

ある日いきなり上司から「これ、納期明日までね」とメチャクチャな仕事を投げられる。

話を聞いてみると、

「ごめんごめん。だいぶ前に来てた仕事なんだけど、すっかり忘れてたよ。でも大切な取引先からの依頼で納期はズラせないから、なんとか明日までにやっといて」

いやいやいやいや……

まずはこの仕事がどんな状態かお前の上に報告してこいよ。

そもそも仕事が来た時点で連絡してよ。

そしてどうすれば納期に間に合わせられるか相談させてよ。

なんで全部ほっぽり出して丸投げなんだよ。

というクソ上司の多いこと多いこと。

しかも上司である自分の立場を利用して、部下に尻を拭かせようと動く場合も非常に多い。

上司として仕事できてないってことじゃん。

もしかして「ホウレンソウは自分がやる必要はない」とか思ってるんですかね。

本当に社会人かこいつら。

ホウレンソウができない上司への対策

そんなクソ上司に出会ったら、こっちに出来ることは限られる。

• 事前に予防線を張っておく
• 逃げる

事前に予防線を張っておく

今回の場合は「自分のスキルはこのくらいで、この作業にはどうあがいても日数がこのくらい必要」であると事前に話しておこう。

要は「何も報告も連絡もくれないと、こうなりますよ」とリスクを提示しておくのだ。

なるべく大勢の人に広く話しておくといい。

そう、ホウレンソウをクソ上司だけにでなく、会社全体に広く行っておくのだ。

これでクソ上司は「そんなこと聞いてない」とトボけることは出来ないだろう。

「連絡を怠った方が絶対に悪い」という環境を作っておくのだ。

ホウレンソウは会社のリスクを減らす為だけではなく、自分のリスクも減らすことが出来る。

それでもホウレンソウをせず周囲に迷惑を撒き散らすクソ上司に困っているなら、別の上司に勝手に相談して会社全体を巻き込んで大ごとにしてやれ。

そしたら次からクソ上司も「連絡を怠って無理を言うと話が大きくなって面倒だ」と学習してくれるだろう。

自分を押し込んで、クソ上司の迷惑に耐える必要は無い。

そんなことをしたら、クソ上司は味を占めて「なんか大丈夫みたいだし、別に話をしなくてもいっかー☆」なんて考えて、あなたを蔑ろにするようになる。

ちなみに、「何か私に連絡事項はございますか？」と確認するのは悪手だ。

それをやると、こちらから確認するまで何も言わなくなる場合が多い。心配になるたびにいちいち声をかけて確認させられるハメになる。

なんでそこまで面倒を見なければならんのだ。

逃げる

上記の対策が無駄で、どうしてもついていけない、クソ上司がクソのまま変わらないのならさっさと逃げるべきだ。

別のチームや部署に転属するか、それが無理なら会社から逃げていい。

そんなクソ上司のいる部署あるいは会社は長くはないし、いつか炎上する。

その炎上に自分も巻き込まれてはたまらないだろう。

今の時代、一つの会社にずっと長くいる必要は無い。