一人でバーに飲みに行くって、面白いよ
ときどき、夜に一人で飲みに行く。
バーに行って飲むのだが、これが結構面白い。いろんな人と出会える。
今じゃそこで出会った人と、いろんなところに飲みに行ったり、バーベキューや旅行なんかにも行く仲になった。
飲み仲間を増やすのって楽しいので是非とも色んな人にやって欲しい。
でもそういうのって、初めての人にはハードル高く感じることもあるだろう。
自分がどうやって店を見つけ、飲み仲間を作っていったのか体験談を書こうと思う。
店を選ぶ時はメニューの値段を見ろ
はっきり言うと、収入と人格って結構共通している。
安いチェーン店に来るような人は、正直言って面白い人はそんなにいない。
なにか苛立ってて、どこかに地雷を持っているような人ばかりだ。
お酒一杯に500円すら出せない人たちと飲んでいると、それがよくわかる。
金に余裕がなくて、心にも余裕がない。
「それでも酒を飲んでる」っていう人達だ。
そんな人を何人も見てきた。
もちろん違う人もいるだろうけども稀である。
もし面白い人と面白い話をしたいのならば、ある程度お酒にお金を出した方がいいと思う。
自分は洋酒が好きなのもあり、小さいけども落ち着いたバーを選んでいる。
どうせ一人で飲むだけだ。お金を万単位で使おうとする必要もない。
腹を満たす食事は別の場所で取ればいいだろう。
話を広げる最初の一手は店員さんから
入店して席に座って、最初の一杯とお通し(ポーションと呼ぶ場合もある)を貰う。
他にもチラホラお客さんもいるけど、ここで何も話をせずに携帯電話なんかを弄りながら時間を過ごすだけなのは勿体無い。
話のきっかけを作りたかったら、まずは店員さんに話しかけよう。
バーの店員さんは多くの場合、結構気さくに話をしてくれる。
カウンター席ならばもっと気楽に喋れるだろう。
もちろん、店員さんの仕事状況を見ながらタイミングを伺ったり、途中で話を切ったりするのは当たり前であるが。
最初の話題は「ここ初めてなんですけど、いつまで営業してますか?」って感じで、差し支えのない話からでいい。
ここで店員さんが「あそこに書いてあります」なんて言って話を切りあげたら、その店はやめた方がいいだろう。
商才が無い。
もし話が続けば、あとは「いつもの店の混雑具合」や「ホワイトボードのメニューについて」なんて聞きながら話をしていけば、店員さんは今度は自分のことについて話を振ってくれる。
そこでうまく自己紹介ができればベストだ。店員さんが自分を覚えてくれる。
店員さんとの話が楽しくなってきた頃に、他のお客さんが話題に食いつけばしめたものだ。
あとは他のお客さんも交えて話をどんどん盛り上げていこう。
酔っ払いとの会話に慣れよう
会話が弾んで楽しくなってきた頃に注意すべきなのは「人それぞれの酔い方がある」ということだ。
話好きの人が酔っ払った時はマシンガントークが止まらなくなるし、言葉からオブラートがなくなる人もいる。
だが、それも全て「酔っ払ってたから仕方ないよね」としておくのが飲みの世界での付き合い方だ。
他のお客さんもみんないい大人なんだから、次の日に酔いが覚めた時にはちゃんと反省している。
それをいちいち自分が言う必要はない。
それに、自分もどうせ酔っ払いと思われているのだ。変にかっこつけず、素直に会話をしていれば嫌われることはそうそう無いだろう。
本当に酷い場合は店員や店長が言ってたりする場合もあるので、その人と本当に仲良くなるまでは自分はあまり首を突っ込まずに見ていよう。
話をするのに趣味が合う必要はない
本当に色んなお客さんがいる。
中には出禁になるくらい迷惑なお客さんなんてのもいる。
時には困った人に絡まれることもあるだろう。
でも、そんな人に一度や二度くらい絡まれたからと言って飲みに行くのをやめるのは勿体無いことだ。
色んな人と話をして、面白い人を探して知り合っていこう。
自分なんてオタク野郎で漫画やゲームの話しか知らない。
それでも「自分オタクだから一般常識ないんですよー」なんて言いながら話のネタにして、時には「あ、それ自分よく知らないんですよ。教えてください」なんて言って相手から話を引き出していけば、趣味が合わなくても会話なんていくらでもできる。
自分の話をして、相手から自分の知らない世界の話を聞くっていうのは本当に面白い。
酒で繋がる世界
幸運なことに、お酒が飲める体質で生まれたのだ。
だったら酒で楽しめることはとことん楽しんでおくといいだろう。
もちろん昔からよく知る友人達と飲みに行くのも楽しいが、その場で出会う初めての人と飲むのも違った楽しさがある。
とりあえず店員さんと話をするだけでもいいから、一人で行ってみるといいんじゃないかなぁ。