映画館に行けない性格
自分は、映画館には行けない性分だ。
映画館が嫌いなのもあるが、それ以上に深刻な問題がある。
自分が映画を見に行くと周りの人に迷惑をかけてしまうのだ。
どういうことか、詳しく書いてみよう。
口を閉じることができない
実は自分、
すっごく独り言がうるさいのだ。
思ったこと、考えたことが全て口から出てしまうのだ。
そのせいで昔から苦労している。
本当は映画なんて、コーラとポップコーンを抱えてゲラゲラ笑いながら見たい。
しかし、他の人もいる映画館でそんなことができるわけがない。
映画を見ている途中につい「あれ伏線だな」とか「ああ、あいつ犯人っぽいな」とか言うわけにいかない。
余計なツッコミも入れるわけにはいかない。
「そこで死ぬのかよ!」とか「これは◯◯のオマージュかー」とか映画館で言うわけにはいかない。
でも言っちゃう。
そもそも映画館の環境に慣れない
あんな暗いところで狭い席に座って前後左右にいる人を気にしながら、映画なんて楽しめるわけないでしょ。
無理。絶対に無理。
同じ理由で飛行機や長距離バスも苦手だったりする。
理想の映画館
もう館じゃなくていい。
隔離施設でいい。
防音の部屋に大画面のディスプレイがあって、1人から数人くらいが座れるソファーが置いてある。
お菓子や飲み物は椅子の横にあるタッチパネルから選べば部屋の壁がパカッと空いて注文したものが運ばれてくる。
匂いが出る料理も気にせず食って、防音だから一人でも騒ぎながら見れる。
ぼくのかんがえたさいきょうのえいがかん。
うん、絶対にコストやべぇですね。
実現性ゼロですわ。
まだまだ映画館には行けそうにない
僕のような人間でも安心して楽しめる映画館は、まだまだ実現しなさそうだ。
技術的にもコスト的にも。
大人しく家でDVDあるいはブルーレイを借りて見ることにしよう。