意識を高くして生きる必要はない
社会では意識を高くしろだとか、責任感だとかそんな言葉が飛び交う。
でもその言葉の実態は単に給料以上の仕事を従業員にさせたいだけだ。
奴隷とサラリーマンの契約を同じにしているくせに、その事実を「社会人として当然」などと言って覆い隠す。
ふざけるな、と言いたい。
そもそも意識が高いって何だ?
自称「意識の高い人」は余計な労力を使って報酬以上の仕事をして身を削り、それを「当然のこと」と言って爽やかに笑う。
そんな人達を社会はチヤホヤ褒め讃えて評価する。
当たり前だ。
本来渡さなきゃいけない報酬がいらないからな。
お陰様で今や人間の価値は地に堕ちた。
「意識の高い人達」は自分を安売りして日本の人件費をドブに捨てた大罪人なのだ。
正直、ゾッとする。
この現象は恐らく今の不景気も関わっているんだろう。
金は払わずにサービスと労力が手に入るなら願ったり叶ったりだ。
腰が低いことを美徳とする文化を作り、それに習わぬ人を悪と断定し、人件費の相場を下げる。
そういうスパイラルの結果が今の惨状だ。
経営者も消費者も労働者を舐めているのだ。
報酬以上に働くと損するだけ
もっとみんな金にがめつく動くべきだ。
少しの労働でもいくら貰えるのか確認し、お金キッチリ分しか働かない。
そうするべきなのだ。
昔は頑張った分の報酬があったかもしれないが、今の不況にそんなものはない。
頑張った分だけ損する社会だ。
その損を美徳だのなんだのとぬかす奴のケツは早急に蹴り上げる必要がある。
頑張ったら報酬は増えないけど次の仕事が回ってくるかもしれないが、
そんな仕事は報酬のことを考慮していない仕事ばかりだ。
労働と対価をちゃんと考えてない奴が回してくる仕事にロクなものは無い。
本当に意識の高い働き方
休憩時間はしっかり休んで、業務時間外は一切仕事をしなくていい。
そういう会社で、そういう仕事の仕方をする。
オンオフをキチンと分けて、長く健康的に健全に暮らす。
そういう働き方ができる人の方が、よっぽど意識が高いと自分は感じる。
上司のそういう姿を見ている方が、部下のモチベーションは上がるってものだ。