社会人失格人間不合格

I can't be member of society.

8時間労働は長すぎる

正直、8時間労働って長すぎじゃないか?

金を稼ぐだけの行為に自分の1日の3分の1も取られるのである。

狂気の沙汰だ。

 

今回はそんな、全体的に意識の低い話をする。

 

8時間労働になった理由

そもそも何故労働時間は8時間かと言うと、さっきも言った通り1日を3分割して「8時間ごとに労働と休息と自由時間に分けよう」ということになったらしい。

およそ100年くらい前の話だ。

その前は1日10時間から16時間だったとか。

ひぇぇ、気が狂ってやがる。

 

それでおよそ100年前に労働時間は8時間が基準となったらしいが、それでもちょっと考えて欲しい。

実際に8時間労働を行っていて、自由時間は本当に8時間あるだろうか。

 

実際の自由時間は本当に8時間?

8時間の労働で済んで、8時間の睡眠を取れる生活をしたとしよう。

というか人間として健康に生きるには8時間睡眠は絶対に必要だ。

だけども、残った8時間は本当に自由に使えるだろうか。

答えは否だ。

僕たちには仕事以外にもやらなければならないことが沢山ある。

 

振り返って考えてみよう

本当に労働は8時間で済んでいるだろうか。

出勤日の動きを想定してみよう。

 

出社前

朝に起きてまず何をするだろうか。

もちろん、朝食と出勤前の身支度だ。

それには普通に行動しても1時間はかかるだろう。

家から出勤するまでの時間を1時間消費したとしよう。

 

残りの時間は7時間。

 

自宅から会社までの時間

次に、家を出て車に乗り込む、あるいは駅やバス停へと向かう。

そうだ、自分たちは8時間の労働の前に、会社へ向かう為の移動に時間を消費している。

出勤までにかかる時間は短くても30分といったところだろう。

往復で1時間から2時間といったところだ。

今回は往復で1時間消費して出勤しているとしよう。

 

残り、6時間。

 

休憩

8時間労働と言っても、9時に出社すれば夕方の17時に帰れるわけではない。

労働基準法で8時間労働の場合は1時間の休憩が設定されている。

だがちょっと待って欲しい。

その1時間の休憩、本当に休憩か?

業務中の1時間休憩なんて会社から遠く離れるわけにはいかず、食事をして一息つけばもう終わりだ。

下手すれば休憩時間にも関わらず声をかけられ、業務続行なんてこともある。

そんな会社の設定した休憩時間に、自分の自由時間が削られているのだ。

 

残り、5時間。

 

家事

8時間労働をこなし、定時キッカリに仕事を終わらせたとしよう。

そこからまっすぐ帰宅するが、残念ながら自由時間はまだ来ない。

自分たちは生きているので、夕飯を作り洗濯をこなし掃除をしなければならない。

家事をしなければならないのだ。

もちろん風呂にも入る。

食材や日用品の買い物に行けばもっと時間を消費する。

全て終わらせるには2時間はかかるだろう。

 

残り、3時間。

 

自由時間開始

さあ、やっと自由時間だ。

残った時間は3時間!

この3時間、好きなことをやるぞ~~~~~~~~~

 

ふざけるな。

 

誰だ、自由時間8時間って言った奴。

半分も残ってねーじゃねーか。

んなもん、ちょっと本読んでネットサーフィンしたら終わりやぞ。

しかもこれ、残業した場合のことを考慮してないので恐ろしい。

 

この結果、もちろん人によって差異はあるだろう。

起床から出発まで時間がかからない人もいるし、家事が必要ない人もいる。

でもまあ、こんなものじゃないだろうか。

 

だが、3時間前後の自由時間で満足する人は少ないだろう。

そういう人はどうするか。

自由、労働の他に残された時間、本来は休息に当てるはずだった時間を削るのだ。

負の連鎖、スタートだぜ!

 

やっぱり8時間労働は長い

こっちも生きてるんだし、人間だからいろいろなことに時間を使わざるをえない。

だから、8時間労働やめにしませんか。

 

そもそも週休2日も短すぎるよね。

一週間のうちで出勤日の方が多いっておかしくない?

人生を金を稼ぐ為だけに消費するって、頭おかしくない?

そもそも100年くらい前に作られた「1日労働8時間」のシステムがまだ生きてるのって、おかしくない?

まあ、日本で規定されたのは60年くらい前なんだけど……

でもその頃からぜんぜん豊かになってないってことでしょ。

先進国は恥ずかしくないの?

 

どうせこの先給料なんて上がる保証ないんだし、どんどんみんな貧しくなる未来しかない日本なんだからさ。

せめて休みくらいは増やして欲しいものですよ。