社会人失格人間不合格

I can't be member of society.

「嫌なら見るな」ができない人たち

コンテンツ、デザイン、ストーリー、設定、etcetc……

今は様々な表現に溢れている。

こんなに沢山の種類の表現があるからこそ、それに対して文句を言う人は多い。

「嫌なら見るな」とは思うのだけど、それができない人は多い。

というか人間って、嫌いなものに文句を言う時だけ行動力が凄まじいんだよね。

 

文句はすぐに言わなければならない

たとえ自分は関係ない人物で、別にその表現のせいで損をしていなくても、不快に思ったら文句を言う。

そんな人が本当に多い。

もともと人間は好きなものは表現しないくせに、嫌いなものには嬉々として文句を言うのだ。

感動を表現するより、文句を発散する方が好きなのだ。

なぜか。

 

感動は発散しなくても自分にとって何も問題は無いが、

文句は発散しなければ自分にとって問題になるからだ。

 

人間はストレスを感じると、それを何らかの方法で発散しようとする。

それの一番手っ取り早い方法が文句を言うことだ。

早くストレスを発散しないと自分の精神が安定させられない。

文句を言う人は貧しい人と言われているが、まさにその通りだ。

 

文句を言う為になんだってやる人たち

嬉々として文句を言う人たちの恐ろしいところは、文句を言ってくることだけでは無い。

その文句を言う為に凄まじいエネルギーを使う場合だってあることだ。

自分の文句を正当化する為に様々な理論を構築し、資料を並べ、相手を追い詰めてゆく。

 

これはストレス発散も理由ではあるが、もっと恐ろしい理由がある。

相手を打ちのめす快感で自分のストレスを埋めようとしているのだ。

よく言う「スカッとした」という体験を求めて動いているのだ。

 

これは本当に恐ろしい。

この「他人を打ちのめす快感」というのは、

言わば麻薬と同じで癖になってしまう危険がある。

 

一度相手を打ちのめし快感を覚えてしまうと、その快感が忘れられなくて更に追撃を開始する。

打ちのめした後の更なる攻撃なので相手も弱っている。追撃も簡単だ。

理論を構築し資料を並べ自分を正当化しているので、自分の正義の名の下に行われる行為はさぞ気持ちいいことであろう。

 

目をつけられないようにしよう

「不快な奴を打ちのめすと気持ちがいい」

「こいつは何度でも打ちのめすことができる」

「こいつを打ちのめす為なら時間だって金だって使ってやる」

こんな人間に標的にされてしまったら、後は悲惨なものである。

こういう奴らの標的にならない為にネット上では気をつけるしかない。

残念だが、そういう奴らに標的にされた場合に対処できるほどインターネットやそれに関わる法律はまだ発達していない。

もっと事件や裁判が増える必要がある。

 

反論を始めると、こっちもエネルギーを使う。

場合によっては時間と金を使わなければならない場合もある。

そんなことやってられるか。

相手はストレス発散に躍起な野生動物みたいなものなのだから、真面目に相手をしても無駄である。

場合によっては何年も粘着する奴はいる。

 

無視してもうるさいなら、さっさと逃げよう。

ネットならハンドルネームでも変えれば十分だろう。