趣味の創作で儲けたいと思って何が悪いんじゃ
何かを創るとき、金と労力と時間が消費される。
それは労働と同じだ。
成果物があり、報酬が用意されるべきものだ。
だから、創作したもので儲けたっていいやん。
儲け主義最高。
だけど不思議なことに、創作で儲けようとすると怒る人がいる。
特に「昔は無料だったのに、最近は金を取る」って怒る人。
そんな奴が最近多すぎませんか?
無料コンテンツに慣れすぎなんだよ!!
せっかく創作したから売って儲けたい
はっきり言おう。
金と時間と労力をかけて創作してるんだから、どーせなら儲けたいじゃん!
労力に対する見返りを要求して何が悪いのか。
創作には金と労力と時間が消費されている。
つまり、もし会社ならばそこに人件費が発生しているのだ。
実は人件費って必要な費用の中では高いものに入る。
ラーメンの原価は200円~300円なんて言われいてるけど、「じゃあお前200円やるからラーメン作れよ」と言われたらお断りである。
ただ働きなんてごめんだ。
同じように創作物も作成にかかった日数分だけ人件費がかかっているのだ。
その創作物を無料で公開、頒布するというのは実は意図がある。
「趣味でやってることだからボランティアで配るよ」なんて意味では決してない。
それが意味することは「宣伝」である。
ビラ配りや、スーパーの試食と同じである。
つまり宣伝によってある程度の人数を集めることができたら、あとはそこから金を取るのがビジネスだ。
自分の創作物でビジネスをして何が悪いというのだ。
もちろん「無料じゃないなら、いらない」と言って離れる人もいることだろう。
「自分は金を払ってまで欲しくはない」ので「買わない」
当然のことである。
もちろん「金を払ってでも、次の創作物も欲しい」と言って買ってくれる人もいることだろう。
「金を払う価値があると感じた」ので「買う」
当然のことである。
だが「金を払いたくないので無料にしろ」というのはクレーマーもいいところである。
個人の創作物とはいえ、イチャモンつけて無料にしろというのは話が違う。
別のお人好しを探すべきだ。
マジでそんな人いるの? と耳を疑いたくなる話だが、
マジでいるんだよなぁ。
同人で創作活動をやっていると、ときどきそんな困ったちゃんに出会います。
それと、無料というのは最も怖いことであるのを実感した方がいい。
金なりなんなりで関係を健全に完結させた方が、まだ安心できる。
「無料」という言葉で人を集めている場合、相手にとっての報酬は集めた人間そのものだからだ。